20周年企画<CLUB GOODMAN 10th ANNIV.>


なぜ、記念すべき10周年にお前が登場して来てるのか?
とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、ちゃんと理由があるのです。
それは、正に10年前のこの年に僕がグッドマンに入社したからなんですね。
その前の年2005年の年末に前ブッキングマネージャーのパニックスマイル吉田氏から呼び出され、
「後を引き継いでブッキングの仕事をしてくれないか」と相談されまして、
ぶっちゃけ、個人的にひどい精神状態の時期でして「ああ、そうか。そろそろ全ての潮時か。
もう夢を見てバンドなんか続けてる時代は終わったのだ。もう全部諦めて生活を仕事にシフトしよう。
そうやって死んでいこう。」という様な我が中二病最後のひと時だったんです。

しかし、(精神的に)一度死んだ様な状態が良かったのか、グッドマンに入ってからは
自分でも180度変わったんじゃないかと思うワケです。変わったというか開き直ったって事でしようか。
そもそもブッキングなんかやった事ないですから、まずは大雑把なブッキングの仕事っていうのが
どういう物かを考えまして、”毎日のスケジュールに出演者を決めて利益を上げる”って大雑把に言うとこういう事ですね。
つまり、この範囲内なら好きな事やっていいと解釈しました。
この10周年のアニバーサリーで鈴木慶一さんに出て頂いているんですが、
(言わずとしれた日本の有名なロックバンド”ムーンライダーズ”のボーカリストの方ですね。)
このイベント、僕のグッドマンに入っての初仕事なんです。
2005年の年末イベントから出社して、年が開けるとすぐに5月のアニバーサリーの企画会議が始まるんですが、
その席上で当時店長の佐藤さんから「カシマくん誰呼びたいですか?」と聞かれて、
「僕、ムーンライダーズとか好きなんで、ムーンライダーズ呼びたいです。」って言ったんですね。
なんの考えもなく。そしたら「面白いから呼んで下さい。」って事になって、
ムーンライダーズのオフィシャルHPから「グッドマンの10周年なんですが、出て頂けないでしょうか?」
とメールしたんですね。(僕はこの仕事につくまで割と人見知りなところがあって、
更に尊敬しているミュージシャンの人等となんかマトモに話せないって感じの人間だったんですが、
なんといいますか前提に”仕事”というのが着くと意外とグイグイいけるなという事に気づきまして)
そしたら、メールが帰って来まして出演してもらえる事になったんです。
これが全ての始まりですね。この時、慶一さんの事務所の方から返信がなかったら、
やっぱりダメだなと思ってこの仕事面白いと思っていなかったかもしれません。

で、ブッキングの仕事やってみたら、若い苦悩してるバンドマンの話を聞くのは(いろんな意味で)面白いし、
自分の失敗談は仕事の為の重要なネタにはなるし、観たいミュージシャンは呼んじゃったらいいし、
ダメなバンドを観る事なんかも自分のバンドへのフィードバックになるしで今まで
「人間は働かなきゃ生きていけないなら死にたい…」なんて思っていた僕が
今日の今日まで朝起きて仕事行きたくないなと思った事がない程になったのです。
これは、ホント自分でもビックリです。天職だったのでしょうかね。

というワケで、このグッドマン10周年の年は自分の人生の転機としても結構重要な年になったのです。

グッドマン20周年
ブッキング生活10周年
あと何年考え続けたらいいのかと思うと恐ろしくもありますが是非皆さん遊びに来て下さい。

ブッキングマネージャー 鹿島

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