<NOISE FOREST 2013>




DFH-M3(Divas From Hell – Monju3)
元C.C.C.C./Mne-micの日野繭子、非常階段の JUNKO、元Mne-micの大西蘭子により2011年 12月に結成された女性ノイズプロジェクト。日野 の醸し出すハーシュノイズに大西蘭子のディアマ ンダ・ギャラスのようなヴォイス&アクションと JUNKOの唯一無比の高周波シャウトがたたみか ける。タイプの全く違う3女性のノイズは男性達 のノイズとはひと味違った、大人のエレガントノ イズなのかもしれない。柴田剛監督とのコラボ DVD作品がイタリアから近々リリース予定。


MASONNA(マゾンナ)
山崎マゾのソロ・ノイズ・プロジェクトとして87 年より活動を開始。マイクロフォンをメインに最 小限度の機材を使用したノイジングと派手な身体 アクションが連動したパフォーマンスを打ち出 す。 あまりの激しさ故に結果的に通常はわずか数 分間でステージは終了、その瞬発エネルギーの強 大さは観る者に鮮烈な印象を与え「ジャンピン グ・ノイズ・パフォーマー」「ノイズ界のロッ ク・ゴッド」「究極の一人ロック・バンド」とも 評される。ジョンピール・セッション・ライブへ の出演や海外での公演経験も多数。スリップ・ ノット、ソニック・ユース、べック等からは指名 され、来日公演のサポートアクトを務めた。


T・MIKAWA(美川俊治)
会社員。ではあるが、大学在学中から「非常階段」のメンバーとして、また、同時並行で「イン キャパシタンツ」のヘッドとして活動を継続。 数多くの作品をリリースし続ける。 また、積極的にライヴ活動も行い、特に最近はソ ロに注力中。


SOLMANIA(ソルマニア)
84年活動開始。現在は大野雅彦と菅原克己のデュ オ編成で、各々が特殊変造ギターにより大型アン プをマルチ駆動するという演奏形態で大音響のラ イブを行っている。 10数種のカセット作品と7種の単独CDをリリース しており、国内外の多数のコンピレーションにも 参加している。 海外では95年CMJミュージック・マラソン (NYC)、97年What is Music? Festival(オー ストラリア)、99年No Music Festival(カナ ダ)、06年No Fun Festival(NYC)等に参加、 98年にはソニック・ユースの全米ツアーに同行。 他にも、ファウスト、セバドー、ブリクサ・バー ゲルト、アンセイン等と来日公演で共演、結成30 周年を間近に、なおも爆音街道を邁進中。


ASTRO(アストロ)
“ASTRO”とは“C.C.C.C.”に在籍していた長谷川洋 によるプロジェクト。 C.C.C.C.の活動と並行して 1993年に、アナログシンセサイザーによるソロ 演奏ユニットとして活動を開始。作品リリースや ライブ活動を精力的に行い、様々なアーティスト とのコラボレーションも数多く、今までにリリー スされた関連作品は100タイトル以上。2013年 からは女性エレクトロニクス奏者Rohcoをメン バーに迎えたデュオ編成となる。活動開始以来、 瞑想と覚醒の間を浮遊する電子音を探究しつつ、 現在に至っている。

挨拶:~「Noise Forest 2013」に寄せて~

 「Noise Forest」とはMonde Bruitsというユニット名で主に90年代を中心に活動していた大阪の故・岩崎昇平さん(2005年4月14日永眠)が91年より開始したノイズ・イベントのシリーズ企画名である。

 彼と初めて出会ったのも91年のこのシリーズ企画にC.C.C.C.のメンバーとして参加した時だったはずだ。
思うに91~92年にかけては、お互いそれまでさほどの交流がなかった日本のノイズ・ミュージシャンたちが、何かに引き寄せられるようにして交流を活発化させていた時期であった。
その中心にいたのが彼であり、彼が果たした人と人とを結びつける行動力・企画力は彼の作品と同じくらい価値のある功績であったと個人的には強く思っている。きっとその当時彼の周辺にいた人たちならばこの思いに同意してくれるはずだ。
今回のイベントにも大阪から参加してくれるMasonnaの山崎君もインタビューで「彼からの誘いがなかったら、ライブを今やっていなかったかもしれない」と語っているほどである。このエピソードからも彼の内にある何かに衝き上げられるような強い熱意をあらためて感じ取ることができる。

 そして91年9月には「Noise Forest」の1つの集大成として、彼とMerzbowの秋田昌美さん、そしてC.C.C.C.の日野繭子さんが中心となってLes Disques Du Soleilという大阪のレーベルより同名のコンピレーションCDがリリースされ(収録アーティストは、Merzbow, C.C.C.C., Solmania, Dislocation, Monde Bruits, Masonna, Violent Onsen Geisha, Incapacitants)、またそのリリース記念も兼ねたノイズとパフォーマンスの1大イベント「Noise Forest Special in Tokyo」が明大前キッドアイラック・ホールで開催された。

 私的なことを言わせてもらえば、僕がノイズという表現形態を意識的に志した初期の時代に彼と出会い、そして「Noise Forest」を軸とした強烈な潮流に巻き込まれていった体験が、その後の僕の音楽活動に多大な影響をもたらしていることは間違いない。
おそらく今回のイベントの首謀者でもある日野さん(ex. C.C.C.C. 現DFH-M3)も同じ思いであろう。

 結局彼は2005年に突然の事故で他界してしまう。
彼の命日の前日という4月13日に「Noise Forest」を冠したイベントを開催する意味は大きい。
今やMonde Bruitsを知らない世代もいるであろう。だがしかし、特にそういった世代の人たちにこそ観て欲しい。
そしてこのイベント「Noise Forest 2013」が、多少なりとも彼のことや作品に興味を抱くきっかけになってくれれば本望である。
 
2013年3月10日
Hiroshi Hasegawa aka ASTRO

【出演】
DFH-M3(Divas From Hell – Monju3)
MASONNA(マゾンナ)
T・MIKAWA(美川俊治/from:非常階段/INCAPACITANTS)
SOLMANIA(ソルマニア)
ASTRO(アストロ)

OPEN / START 18:30 / 19:00
adv¥3,000 /door¥3,300(共に1ドリンク別)

LOWSON TICKET:74397(3/16~発売)

クラブグッドマンメールでのチケット予約ができます。

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