| カ:なるほどね。じゃあ、ぶっちゃけ言うと伝えたいことが何かあるというワケじゃない。
ゆ:何かはあるんですけど、それが何かは分からない。
カ:ゆーきゃんの不思議なところって音楽も・・・言葉は適切じゃないかもしれないけどファンタジーというか、違う世界の出来事の様な感じもありつつ反面リアルさもあって、生活も、どんな生活してるんだろうっていうところとすごく現実的な部分もある。それが無理なく同居してる感じがしてね。どっちかにみんな偏ると思うんだよね、現実主義になるか夢見がちになるか。ゆーきゃんは、それをちゃんと両立してる感じがするんだけど。自分ではどう思う?
ゆ:現実に生きてないなぁと思うことはあります。・・・ただ、現実を認識する能力も高いと思います。
カ:なるほど〜(笑)。ああ、そうだよね。でもさ、現実を把握する能力が高くて適応出来てないなぁと思ったら生きていけないような気がするけど・・・。
ゆ:そうですね(笑)。
カ:そこがすごくタフで面白いなと思うの。オレ、ゆーきゃんの一番面白いところはタフなところだと思うんだよ。
ゆ:ああ、タフだと思いますね。
カ:すごくタフだよね、精神的にね。何とかかんとかやってこれちゃう。分かってなくてそうなってるんじゃなくて、自分が適応出来てないなっていうのも全部分かった上で、タフに生きられるっていうのは、ゆーきゃんの生活と創作の上での秘密の様な気がする。そこを持ち合わせてるからアレを作れるっていうか。自分の作品との距離感がすごいあるじゃない。
ゆ:ありますね。それって、昔からいっぱい音楽聴いてるし、いっぱい本読んでるし、そういうことが大きいのかな。例えば音楽に色んなジャンルがあるじゃないですか。だけど、あらゆるフォーマットの向こう側にはなんか共通したものがあって、そのことだけが大事というか。
カ:それって、自分のでしょ。自分の感覚の中での共通した何か。
ゆ:それは、映画でも本でも全部同じで、自分がコレだと思う焦点が合う場所があって、そこに到達することが大事だと思っているんです。自分でやっててもそこにどれだけ合うものが作れるかっていう。物凄く突き放した見方すればですけど。
カ:振り返ってみると、自分が好きになったモノって全部この共通点があったってことだよね。
ゆ:共通点ていうか、本質的にみんな同じことを言おうとしてるんじゃないかっていう。暮らしに戻ると、結局、暮らすって食べて寝る。最終的には産まれて死ぬワケですよね。それとすごい近い感じがするんです。
カ:本能的・・・なのかな?分かんないな。
ゆ:太った人も痩せた人も男も女もみんな骨と皮じゃないですか。
カ:ハイ。
ゆ:そのことを一回見てしまうと、それでしか解せなくなるというか・・・。
カ:ほう、すごい現実的だよね、それって。
ゆ:現実的ですね。
カ:現実はソコにしかないってことを言ってるワケだもんね。
ゆ:現実っていうかそれが本質というか。
カ:真実ということか?
ゆ:真実かは分からないですけど、一番最初の出発点はソコなんじゃないかと。
・・・ゆーきゃんの創作の秘密。次回はもっと突っ込みます!
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